miteranの日記

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君の名は。を二回見て気づいたこととか

トピック「君の名は。」について

 

 

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君の名は。二回見てきました。

一回目は色々と考えが追いつかないところがあって(それでも泣いたのですが)、二回目見たらストーリーに没頭できてよかったです。そして新たに気づくこともあって!でも未だに疑問もあって!

ネタバレ全開で書き散らしていこうと思います。

 

 

襖の開け方

なんども出てくるシーンです。三葉の家で襖をガッと開けるシーンがいっぱい出てきます。画面がローアングルで襖しか写ってないシーン(おっぱい揉んでるところじゃないですよ!)。

場面転換の意味であんなに襖シーンを挟んでいるのかと思っていたのですが、二回目見た時、「これもしかして中身が瀧君の時とノーマル三葉の時で、襖の開け方が違うのでは!?」と思ったんですよ。瀧君の時は開け方が少し乱暴だったりするのかな?と。注意して見ていたんですけどそんなことはなかったです。考えすぎだったみたい。

 

 

てっしーは三葉が好きだったの?

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さやかと結婚してましたけど、高校生の時は三葉が好きだったという認識でいいんでしょうか?

口噛み酒を作るシーンで、さやかが「神様もあんなものもらって嬉しいのかねえ」と言ったら、てっしーは「バッカ嬉しいに決まってんだろ」っていったり。あとさやかに「三葉の浴衣姿見たいんじゃろ〜」みたいなからかわれ方していたり。でもいまいちこの程度の情報では決め手に欠けますよね。

あとてっしーが自室から三葉の家を眺めて「おたがいいたまらんなあ」っていうシーンがありましたけど、あそこは恋心からというより、「お互い家の事情面倒でやってらんねえよな」っていうシーンじゃないですか。

三葉のこと好きだったというには描写がいろいろさらっとしているので、違ったのかなあと思ったり。うーん。

 

 

奥寺先輩とタバコ

宿の喫煙所で、司と奥寺先輩が話すシーン。奥寺先輩が、ずっとやめてたタバコを吸い始めますよね。あそこが先輩の転機だったんだと思います。

今までは瀧君のとっての「憧れの先輩」だったけど、あそこで司に本音を語ってタバコを吸う(本当の姿を晒す)ことで、一気に身近な存在になったというか。

完璧なお姉さんから、後輩への消化しきれない恋心に踊らされちゃう一人の人間であることが感じられました。

 

 

まゆごろうについて

初見は完全にスルーしてました。書物が燃えてしまったとかあの辺りまるっと。

宮水家は昔から、儀式を行うことや入れ替わりをすることによって彗星から糸森を守るという役割があり、そのために存続していたんですね。

しかしまゆごろうの乱?によって書物が燃えてしまい、儀式は形式だけのものになってしまった。なんのためのものなのかは分からないけど、それを絶やさないように、一葉を始めとする宮水家の人たちは尽力しているわけです。

それを示唆するのは、口噛み酒を奉納した洞窟の天井に描かれていた彗星の絵。あれは1200年前(もしくはそれ以前)の悲劇を伝えるために描かれており、糸森というまさにその場所に彗星が落ちたことと宮水家の関係を示す手がかりになります。

 

 

いじめっ子たちが東京に来ている

三葉の陰口を言う三人組(ちょっとギャルっぽい子たち)が、最後東京で生活しているシーンがあります。

最後、就活生になった瀧君と大人になった三葉が会えそうで会えないシーンらへんに、突然関係ない人たちがコンビニでバイトしていたり、一人でラーメンを食べていたり、ゴミ出ししているシーンが挟まるんですよ。

東京の日常感を出したくて、「一人一人こうやって生活しているんだよ、これが東京という町さ!」っていうアピールなのかな?と思っていたんですけど、二回目見て気付きました。これ糸森の被災した子らだ。

糸森に住めなくなって東京に出てきて頑張っているんですよあの子たちも。泣ける。

 

 

スポンサー企業探し

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写実的な新海監督の作品だからこそ溶け込み過ぎてしまってなかなか気づけないんですけど、スポンサー企業の商品や広告が劇中に登場しています。

アニメから浮かずに実在商品出してるからさすがという感じ。私はZ会の車内広告と、一番最初の瀧君の部屋のシーンでサントリー天然水が転がっているのを見つけました!あとてっしーが校庭で月刊ムー(オカルト雑誌)読んでた。探してみると面白いですよ。

 

 

RADWIMPSのメンバーが声優に挑戦?

エンドロールに「武田」と「桑原」ってあったのですがどこで喋っているのかには気づけず…

 

 

三葉が髪を切った理由

三葉が東京に行った日、瀧君に会えたものの「お前、誰?」と言われてしまいます。そこで失恋したと思った三葉は髪を切り、次の日お祭りに行くわけです(運命を変えるべく瀧君が入れ替わった場合は、髪を切った次の日サボらず学校に行くのでそこで「髪どうしたん!?」のやり取りをしています)。

ここで髪を切ったのは前日の瀧君との出会いがあんな結果だったからだとばかり思っていたんですが、もう一つあることに気がつきました。

三葉は電車の中で瀧君と出会い、別れる間際に名前を言って髪を結っていた組紐を渡してしまうんですね。だから次の日からはあの組紐で髪を結えないんです。どうせなら切っちゃおう、って思う一因になったのでは。

 

 

奥寺先輩

司とイチャイチャしすぎで面白いです、あの空気感好きです。笑

司は大人っぽいから奥寺先輩も弱みを見せられたし、心情を吐露出来たんでしょうね。ナイスコンビだと思います。二人はくっつかず先輩は誰かと結婚してしまうわけですが。瀧君のこと好きだったにもかかわらず、奥寺先輩が司と付き合い始めたら視聴者「えっ…」ってなるでしょうしまあそうなるか。

 

【10/14追記→司が指輪をしているとのコメントをいただいたんですけど、私は確認できてないのでもう一度見る…ワンチャン…と言う感じです。もし司と奥寺先輩が結婚間近の関係にあるとしたら、司がそれを瀧くんに伝えているのかが気になるところです。奥寺先輩が瀧くんと二人きりで会うのに違和感。三人で会えばいいのにね。奥寺先輩がしているのが司との結婚指輪だとしたら、瀧くんへの「君もいつかちゃんと、幸せになりなさい」っていうセリフ、だいぶ違う捉え方になります。お前らちゃっかり…なにを…チクショー……モヤモヤします。】

 

君の名は。新海誠作品)は童貞臭いと話題みたいですけど、↓

【感想】映画「君の名は。」に抱いた違和感の正体【ネタバレ】 - 圧倒的成長侍

奥寺先輩と瀧君の関係にそういうところを感じる人も多いのかな?と個人的には思いました。

だって自分のことを好いてくれる美人お姉さんとか都合良くないですか…その上、他の子(三葉)に気持ちがいっちゃってもあんな風に寂しそうにしてくれるなんて、いじらしくてかわいいですよね。

時かけで例えたら千昭と両思いなのに功介まで自分のこと好きでいてくれて、叶わない恋に切ない思いをしてくれているってことですよね?この例えさながら逆ハー少女漫画みたい。そういう都合良さが童貞っぽいとか言われるんですかね。

私は童貞臭かろうがなんだろうがそういう青臭さがこういう映画においてはスパイスだと思います〜。ストーリーの童貞臭さに嫌悪感持つのは男性が多いのかもしれませんね。

 

 

気になること

一緒に見に行った子曰く、「そんなに彗星は落ちない」「同じところに落ちるとかありえない」だそうです。笑

私はラーメン屋のおっちゃんが、雷がなって今にも雨が降ってきそうなのにも関わらず瀧君を山に置き去りにすることですかね。私山の方に住んだことがないのでわからないんですけど、あのレベルだと遭難とかしないんでしょうか?

 

 

「ラーメン屋のおっちゃん」の検索流入が多い

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この記事書いてから20日ちょっと経つんですけど、ラーメン屋の正体知りたい人がめちゃめちゃ多いみたいです。笑

ラーメン屋については隠された謎とか特にないんですけど、一回見ただけの人とかはどういう立ち位置の人物かが把握できないってことがあったのかもしれません。

あのおじさんは昔糸森に住んでいましたが、彗星の災害によって糸森には住めなくなってしまいました。要は被災者、生き残りなわけです。

そこで新たに高山ラーメンのお店を始めました。

昔糸森に住んでいたため、今となっては見られない糸森の景色を描いた瀧くんの絵に心を動かされ、車を出してあげたり面倒を見てあげた、というのがことの流れです。 

 

 

言葉遊びが激しい

古文の和歌みたいな、言葉遊びが激しい。

 1. かたわれどき 昼と夜の間の時間

山頂でお互いに姿の見えなかった二人が、入れ替わって出会えたのはかたわれどきです。昼と夜の間の時間。昔から何かのはざまには不思議なものが宿ると言われていました。曖昧なものを昔の人たちは「捉えきれないもの、理解しきれないもの」として恐れてもいました。

 2.  君は僕の「片割れ」

滝君は口噛み酒を飲むとき、「三葉の、片割れ。」と言っていました。

また入れ替わることによってお互いがお互いの人生を構成してゆくことになり、自分の片割れとして相手を認識するようになっていったともいえるでしょう。

 3.  彼は誰(かはたれ)?

かたわれどきは糸森の方言で、「かわたれどき」ということが多い、というようなことを冒頭の授業のシーンで述べていたと思うのですが、誰そ彼(たそがれ)→彼そ誰(かれそたれ)→彼は誰(かはたれ)→かたわれ という変化を遂げたという説明がありました。

彼は誰???とはまさに、「私と入れ替わったあなたは誰??」ということですよね。「君の名は。」タイトルに直結しています。

 

おばあちゃんと四葉とご奉納に行く途中でお茶を飲むシーンがあります。そこで「結び」についておばあちゃんが語りますよね。

時間は、ねじれて縒り集まって、ほどけて…みたいな。時間も結びです。

三葉の姿の滝君がお茶を飲むと、それも結びだと言われました。食べ物や飲み物が体内に入ることも結びです。これは口噛み酒を飲んだ瀧君と三葉の魂が結ばれたことにつながります。

また結びといえば縁結びなども思い浮かびますよね。

それらの「結び」のメタファーとして、組紐があるのです。三葉と瀧君をつなぐもの。時間のように縒り集まって絡まってできたもの。瀧君は大人になった三葉の後ろ姿を、組紐で髪をまとめている女性として認識しています。お互いを意識するきっかけとなったのもまた組紐であるといえるでしょう。

 

 

いろいろ書きましたがすっごく面白かったということです!

二回目見た時は前前前世から泣き始めてしまってヤバかったです。とにかくこの映画は二回見に行くことをお勧めします!新たな発見もできるし何より、ストーリーを知っているので余裕を持って見ることができるからです。

 

 

ぜひ楽しい考察ライフを送りましょう。

 

 

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